スコットランド主将ロバートソン、史上初のGS突破目指してEURO開幕戦へ「僕たちは歴史を作るチームになれる」
スコットランド代表の主将アンドリュー・ロバートソンが、EURO2024開幕戦のドイツ代表戦に向けてコメントした。 EURO2024予選で強豪スペインに大金星を挙げてグループAを2位で通過したスコットランドは、前回大会に続いて本戦出場権を獲得。まだワールドカップを含めたメジャー大会でグループステージを突破した経験のない同国は、開催国ドイツ、ハンガリー、スイスとともにグループAに入った。 リヴァプールに所属する主将ロバートソンに加え、マンチェスター・ユナイテッドのスコット・マクトミネイ、アストン・ヴィラ主将ジョン・マッギンなどビッグクラブでプレーするタレントを擁し、同国史上初のノックアウトステージ進出を目指すチームは、14日の開幕戦でドイツと対戦する。 この試合を前にしたプレスカンファレンスでロバートソンは「僕たちは後悔したくはない。起こり得る最悪なことはグループステージを突破できなかったとても多くの良いスコットランドチームの長いリストの中に僕たちが入ってしまうことだ」と話し、意気込みを続けた 「どちらにも転び得る状況だと理解している。良いプレーを引き出してくれる目標はたくさんあるけど、その1つは伝説的なスカッドになることだ。僕にとっては、それこそが僕たちを前進させる。ノックアウトステージのことなんて何もわからないけど、僕たちは初めてノックアウトステージに進むチームにならないといけない。歴史を作るチームになれると僕たちは信じている」 また、対戦するドイツの中で今大会を最後に現役引退する“世界最高のミッドフィールダー”トニ・クロースへの警戒を強めたロバートソンは、大きな重圧を感じることなくプレーできることがポジティブに働くとも語った。 「このグループほどに難しいものはないだろうけど、それと同時に僕たちに対しての外野からのプレッシャーや期待はない。僕たちにできることは自分たちの最大限でプレーすることで、どこまで行けるか見守るだけだ」