広島・常広 秋季C最後の紅白戦で2回無失点の快投「意図を持って投げることを意識した」
広島・常広が日南秋季キャンプ最後の紅白戦を快投で締めた。 紅組で先発し、最速148キロの直球と変化球を操って2回を無安打無失点。「腕を振って投げっぷりよく、意図を持って投げることを意識した。まあまあですね」と汗を拭った。 5奪三振が圧巻だった。中村奨ら打者3人をカットボールで、韮沢ら2人はフォークで三振。それでも「三振が取れたのは良かったと思いますが、1年投げる上では球数が少ない方がいい。2回で40球は多い」と意識高く足もとを見つめた。 1年目の今季は先発2試合で1勝0敗、防御率2・45。来季の先発ローテーション入りが期待される23年ドラフト1位右腕に、新井監督は「フォークが凄かったし、カットボールも良かった。しっかり課題を持ってやっている。来年が楽しみ」と目を細めていた。