外国人にわかりやすい「やさしい日本語」実践講座
日本人の男性 「僕も日本語支援に入っていて、そのPRで知りました。日常使っている日本語がいかに難しくなっているか、というのをまざまざと知らされたという感じです。何回か受講して、身についていくのかなと思いました」 日本人の女性 「私は日本語教師をしていたので、市役所の書類とかが、もっとわかりやすい日本語になればいいなと思っていたんです。単なる方法として勉強したのではなくて、各テーブルに外国人の方が入って、わかるかどうか伝えてみましょうという機会はなかなかないので、本当にいいプログラムだなと思いました」 フィリピン出身の女性 「難しい言葉はほんとにわかりませんでした。だからもう一度お願いしますと、お願いしたことが多いです。やさしい日本語は楽しかったです。やさしく、短くなって、だから、すごいありがたいですよ」 今回の講座の日本人参加者は、外国人の日本語支援に関わる方が多かったのですが「こまえにほんごしえん・日本語スクール」代表の檜垣さんは「やさしい日本語」を使える人材をもっと増やして教育の現場だけでなく、多くの場面で外国人の支援体制を広げていきたいと話していました。 同NPOは毎月3回程度、文化交流イベント「にほんごサロン」を開催しているほか、今後、冬に向けて「やさしい日本語」を使って防災ポイントや防災用語を学ぶ外国人向けの防災訓練などを企画しているそうです。 また講師を担当した「kokohana やさしい日本語でつながる八王子の会」は8月、9月に「やさしい日本語」のイベント開催が決まっています。基本的に誰でも参加できるイベントですし、外国人との接し方を考える場として多くの人に興味を持って欲しいと思いました。 (TBSラジオ「人権TODAY」担当:藤木TDC)
TBS NEWS DIG Powered by JNN