【ボートレース多摩川】隠れ好素性機を手にした永井聖美と藤原碧生に期待
ボートレース多摩川の「第62回スポーツニッポン賞」は12日に開幕する。次節はSGボートレースオールスターなので、今節はエンジン相場もしっかりと確認しておきたい。 前節の徳増秀樹が尻上がりに仕上げた34号機は、初日選抜メンバーの山本寛久が手にした。「乗り心地が良く、班で下がることはない」ならまずは及第点。それ以上に目立っていたのが28号機の安達裕樹。自身も「直線は良さそう」と納得で、一緒に足合わせをした本岡勝利が「伸びでやられていた」と話していた。前節の沢田昭宏が最後に施した整備が当たっているのかもしれない。 他に注目したいのは、13号機の永井聖美と45号機の藤原碧生。乗り手に恵まれず初下ろしからの2連対率は10%台とかなり低いが、かなり出ている。オールスターまで残り1節だが、この数字のままでは使用されることはない。永井と藤原碧には頑張って2連対率を上げてほしいところ。 シリーズの看板である稲田浩二は平凡な14号機。ただ、「起こしは悪くなく、班でも変わらない」と及第点はつけられる動き。当地は今年1月に走ったばかりで「その時の感触も少し残ってる」なら、前回に続いてシリーズをリードする。12R「多摩川選抜戦」も絶好の1枠で、素直に信頼したい。
マクール