人気のゲームで作った災害マップを使い、防災への理解を深める授業 盛岡市
IBC岩手放送
仮想空間にブロックを配置して街づくりなどを楽しむ人気のゲームで作った災害マップを使った防災学習が、盛岡市の小学校で行われました。 【写真を見る】人気のゲームで作った災害マップを使い、防災への理解を深める授業 盛岡市 この防災学習は、岩手河川国道事務所が開いたもので、中野小学校など岩手県の復興教育推進スクールに指定されている盛岡市内3つの小中学校で8日実施されました。 特別講師として招かれたのは、人気のゲーム「マインクラフト」を活用して子ども向けの災害マップを作っている東北工業大学の小野桂介さんです。 授業が行われた3つの小中学校のうち、中野小学校では校舎の周りにある3つの川が氾濫した場合に、学校がどの程度浸水するのかを確認しました。 (児童は) 「中野小学校は川に囲まれた自然の街なので、避難場所を確認したり家族と相談することが大事だと感じた」 (東北工業大学 小野桂介講師) 「とても楽しみながら、地域の洪水の危険な地域を勉強している様子が見て取れますので、これからもこういった活動を継続していければと思います」 児童たちは人気のゲームを通して災害について考えることで、防災への理解を深めていました。
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