オリックスが秋季C打ち上げ 岸田監督は来春の早期アピールを指令
オリックスは18日、今月5日から始まった秋季高知キャンプを打ち上げた。岸田監督はキャンプMVPには投手の山崎と椋木、野手では若月と頓宮を指名。充実の日々を終えた新指揮官は選手たちに来春キャンプでの早期アピールを指令した。 「紅白戦とかライブBPとかも早めに入ってくる」 今年よりも早く実戦形式の練習を実施する方針を明かした。今年2月の春季キャンプでは第2クール2日目の2月7日に初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)を実施。来春は第1クール中にも実戦形式の練習を行うもようだ。指揮官は「準備は当然してくると思います」と、野手陣へキャンプインの2月1日時点で実戦に臨める状態を整えることを要望した。 現時点は全ポジションのレギュラーは白紙だ。「競争というイメージは強いです。2月1日に今の状態くらいで入ってきてもらうこと。どれぐらいできるかが楽しみ」。リーグ5位からの巻き返しへ――。新監督はチーム内の競争激化を熱望した。 (阪井 日向)