千葉沖など相次ぐ地震 備えで“買いだめ”…ミネラルウオーターなど品薄・“在庫切れ”も 震度5弱程度起きる可能性
政府の地震調査委員会は、今後、数週間から数か月の間、震度5弱程度の強い揺れが起きる可能性があると指摘しているのです。 いつ起きるかわからない、大きな地震に備えようとしてでしょうか、「簡易トイレ」の先週の千葉県内からの注文が、前の週に比べて約3倍に増加。 記者 「こちらの通販サイトで販売されている『避難用トイレ』、売り切れになってしまっています」 能登半島地震などの影響もあり、“品切れ”になる商品が出てきています。 ◇
2日、震度4の揺れを観測した、千葉県一宮町の飲食店では… タカラ亭 吉野繁徳店主(75) 「(お皿が)落ちないような工夫を考えて。これ、ベニヤなんですけど、このような感じで…」 記者 「すっぽり隠れましたね」 お皿が落下して割れないよう、閉店後はベニヤ板を取り付けたり、酒瓶を箱に戻したりするなど、地震に備えていました。 ただ、高齢の店主には、開店前の“戻し作業”が体力的な負担に…。 タカラ亭 吉野繁徳店主(75) 「店開けて、同じようにもとに戻すのは、けっこう仕事量増えますのでね」 地震への、よりいっそうの備えが重要です。