2.5次元俳優・木津つばさ「目を見開いたまま涙を流すのは、今の景色を忘れないため」
初めて、俳優・木津つばさを間近で見たことのある人は、とても印象的な目をしている方だなと思うに違いない……。大きく澄んだ、力強くもあり繊細でもある「目」。 【写真を見る】人気若手俳優の1st写真集のカットをイッキ見せ! クリスマスが近づき、舞台「東京リベンジャーズ―聖夜決戦編―」の公演(12/22~大阪公演)が迫るなか、21’年のシリーズ初演以来、木津さん演じる主人公・花垣武道の「目」は、やはりどこか木津さんご本人の目とリンクするところがあるように思う……。 というわけで、今回のテーマは「目」について。
目は口ほどに物を言う……木津さんのこだわりとは!?
「目」をテーマにお話をうかがうにあたり、なにより木津さん自身が「人の目」をよく見る方だということを知った。“他人の目を気にする”という意味では決してなく、“対面した人の目をじっと見て話す”という意味でだ。それは日常生活でも、舞台の上でのお芝居でも変わらないという。 「人の目を見るのは好きですね。人の目を見て、なにを思っているんだろうとか、考えるのが好きです。特にお芝居ですけど。なにを伝えたいんだろうとか。いろんな思いがあると思うので。もともと視力はいいほうだったんですけど、最近ちょっと悪くなってきたかなと。カラコンとかしますからね。 ドラマや映像で活躍されている役者さんって、やっぱり、みなさん目が印象的だなと思いますね。いい目をしてるなぁって。日常生活をおくっていても『あっ、この人いい目をしてるなぁ』って思うことがあったりするんですよ。 街を歩いている人の目を見たりはしないですけど。取材とか対談とか、誰かと会っているときとかは、基本的にはちゃんと相手の目を見て話さすように心がけています。そうすると、この人は熱心に話を聴いてくれているなとか、眠そうだなとか、この人は本当にこのことを伝えたいんだなとか……、いろいろ感じられるんですよね。これが、目を隠して口だけだとなかなか伝わらない。不思議なことに、目が物語る。日常的に素敵な目をされているなと思う方と会うと、テンションが上がります」