片手のサル、また目撃相次ぐ 神奈川県内を渡り歩いた個体か?川崎で通報7件 「むやみに近づかないで」注意喚起
川崎市多摩区内で6日、左手のないサルの目撃情報が相次いだ。昨年10月中旬から11月下旬に県内各地を渡り歩いていた同じ個体とみられ、多摩署では「餌をあげるなど、むやみに近づいて刺激を与えないようにしてほしい」と注意を呼びかけている。 【写真で見る】再び出現か?6日午後1時50分ごろ、川崎市内で目撃された「片手のサル」 6日午前9時50分ごろ、多摩区菅4丁目の京王稲田堤駅周辺で最初に目撃されると、菅稲田堤1丁目や菅馬場1丁目など南東方向に移動したとみられる。午後3時までに、多摩署管内では計7件の110番通報や一般通報があったという。 川崎市教育委員会では7日から一部の小中学校で冬休み明けの登校が再開することもあって、管理職に対してメールで登下校の見守りの要請をしたという。 多摩署管内では昨年12月上旬にイノシシの目撃情報が相次ぎ、市防災行政無線で注意喚起を促した事案も発生している。
神奈川新聞社