【ヤクルト】逆転負けでカード初戦1勝8敗“魔の火曜日”に高津臣吾監督「勝率が悪い理由が詰まった今日だった」
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク4―2ヤクルト(11日・みずほペイペイ) ヤクルトは逆転負けを喫し借金が再び7となった。吉村貢司郎投手が6回0/3を4失点で4敗目となった。カード初戦の火曜日は1勝8敗となった。高津臣吾監督は「立ち上がりからスチール(丸山和の盗塁死)で足が動いてなかったり、初回にエラーをしたり、火曜日の勝率が悪い理由が詰まった今日だった」と振り返った。 吉村は6回まで無失点の好投だったが、7回に突如乱れた。先頭の今宮から4連打で同点とされ、交代が告げられた。2番手の山本が1死二、三塁から中村晃に勝ち越し2点打を献上した。吉村について指揮官は「ゲッツーも取りたいところで取れたりとかまあまあのピッチングだったと思いますけどね」と一定の評価をしつつ、「ピンチだったり、強打者を迎えた時のピッチングが分かってないですね。その後の山本も一塁が空いていて(カウント)3―1から真ん中に投げて決勝打を食らうわけですから。そういうところをちょっと指導していかないといけないんだろうなと思います」と“詰めの甘さ”を指摘した。
報知新聞社