今夏のプレミア移籍が噂されるキエーザ 熾烈な争奪戦が予想されるなか、トッテナムが獲得レースをリードか
ユヴェントス退団が濃厚
ユヴェントスでプレイするイタリア代表FWフェデリコ・キエーザは今夏の去就が注目されている。 キエーザはこれまでも移籍の噂が浮上していたが、ユヴェントスにとって重要だった同選手の移籍はこれまで実現していない。しかしそんなキエーザとの現行契約は今夏で残り1年となった。ユヴェントスは新契約をオファーしていたものの、昇給を望むキエーザと折り合いがつかず、フリーでの退団を防ぐために今夏売却される可能性があると考えられている。 アドオン込みで2500万ユーロ(約43億円)ほどで獲得できるという報道もあるなか、同選手にはリヴァプールやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルらが興味を示していると噂されていた。そんななか、英『TEAMTALK』によると、同選手の獲得レースはトッテナムが1歩リードしているようだ。 今夏のユヴェントス退団が濃厚と考えられているキエーザに対して、トッテナムが初めて具体的なアプローチを行ったとのこと。現時点ではキエーザの希望する給与にトッテナムが応じるかどうかは不明のようだが、他のクラブから動きはなく現段階では移籍先の有力候補となっているようだ。 トッテナムはアンジェ・ポステコグルー体制2年目を迎え、5位に終わった昨シーズンよりチームのレベルアップを図ることに熱心だ。すでにリーズ・ユナイテッドからアーチー・グレイを獲得しており、昨夏同様に今夏も積極補強に動くことが予想されている。
構成/ザ・ワールド編集部