自民・高市早苗氏 自身を応援の有料広告停止を要請「ルールを守り正々堂々と戦い抜いてまいりたい」
27日投開票の自民党総裁選への出馬が有力視されている高市早苗経済安保相が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身を応援するネット上の有料広告掲載を控えるよう要請した。 高市氏はXで「この度の自民党総裁選においては、お金のかからない総裁選を目指すということで、党の選管の規定でネットへの有料広告が禁止されました」と説明。「新しいルールは数日前に決まったばかりですので、ご存知ない方も多いかと思います」ともつづった。 その上で「今日、ネットに私を応援する旨の広告がアップされているとの報告を受けました」と明らかに。「応援して下さっているお気持ちは十分に理解しておりますが、ルールを守り、正々堂々とこの総裁選を戦い抜いてまいりたいと存じます」とし、「今後、ネットへの有料広告については、お控えいただけますと幸いです」と呼びかけた。自民党は3日に総裁選挙管理委員会の会合を開き、「カネのかからない総裁選」に向けた禁止事項を発表していた。 今回の総裁選はこれまで小林鷹之前経済安全保障担当相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境相の6人が出馬を表明し、すでに過去最多を更新。高市氏も近日中に出馬を表明することが確実視されている。