京都精華学園中が大会初優勝

京都精華学園中が大会初優勝で今季2冠達成

1月8日、「京王 Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会」女子決勝で全中女王の京都精華学園中(京都)と相模女大中(神奈川③)が対戦。攻防がかみあった京都精華学園中が1Qからリードを作るとその後も相模女大中に主導権を握らせず。82-61で勝利して大会初優勝。香川全中2023と合わせて2冠を達成した。 【表】Jr.ウインターカップ2023-24男子トーナメント表をチェック 2回戦から登場した京都精華学園中はボンズ茨城(茨城)に72-39、3回戦でJ,sphere U15(愛知)に82-54、準々決勝でたんぽぽバスケットボールクラブ(埼玉)に102-77、準決勝で四日市メリノール学院中(三重)に82-48で勝利し決勝へ。2人の留学生だけでなく、バックコート陣も強力なチームである。対する相模女大中は1回戦でTogitsu ABLAZE(長崎)78-55、2回戦で岐阜ダークプリンセスに85-62、3回戦で八王子市立第一中(東京①)に63-47、準々決勝でGOLDEN PHOENIX(長野)に51-32、準決勝は北九州市立折尾中(福岡)にオーバータイムの末に73-72。スコアリングPGNo.4竹内みやが引っ張り、決勝まで勝ち上がってきた。昨年大会では準決勝で対戦。京都精華学園中が66-26で勝利している。 京都精華学園中は187cmNo.15ンガルラ ムクナ リヤがリバウンドから決めて先制。相模女大中はNo.4竹内のフローターで初得点を奪う。その後、京都精華学園中はスタメンに抜擢されたNo.7高山留里那の3Pシュート、No.15リヤのインサイドで得点を重ねる。相模女大中はNo.4竹内がバスケットカウントを決めると、オープンを作ってシュートを放つが決まらない。京都精華学園中はNo.5石井日菜、No.15リヤの得点で14-4と2桁差を作る。ここでNo.15リヤが2ファウルになってベンチに下がるが、変わって出た193cmNo.18オディア カウェル リッツが次々と得点していく。相模女大中はNo.5佐野葵が連続得点、最後にNo.4竹内が決めて2桁に乗せたものの、京都精華学園中が24-10として1Qを終える。 続く2Q開始直後は京都精華学園中が連続得点。No.5石井、No.7高山の3Pシュート、No.6松居ことほのレイアップで32-12と20点差に広げる。相模女大中はNo.15伊藤朱音、No.9中島絢音、No.4竹内が得点。さらにオープンを作ってシュートを放っていくと、残り3分を切ってからNo.11松浦真央が3Pシュートを連発。No.7吉田凜花がインサイドでシュートを沈めたが、No.18リッツが16得点15リバウンドと活躍した京都精華学園中の49-26でハーフタイムを迎えた。またリバウンドでは36-14とリードしている。 後半開始から京都精華学園中は猛攻。2分強で10-2のランを作って59-28とする。中盤以降、相模女大中はNo.4竹内のドライブからのキックアウトでNo.12佐藤愛南が3Pシュート、さらにNo.7吉田、No.4竹内、No.12佐藤が早い展開からレイアップを決めるなどいいオフェンスを見せて39-61と点差を縮めたが、その後再び離されて京都精華学園中の65-41で4Qを迎えた。 準決勝の北九州市立折尾中(福岡)戦では4Q24-14と猛攻を見せた相模女大中。4Q、No.4竹内のアシストからNo.11松浦が3Pシュート4連発。京都精華学園中はNo.6松居、No.18リッツが追加点を奪ったが、残り5分で71-52と点差が縮まる。相模女大中はさらにNo.6田村美乃の3Pシュートを決めるが、相手の高さを前にディフェンス・リバウンドが奪えず。京都精華学園中がセカンドチャンスから得点していく。相模女大中は最後まで懸命なプレーを続けたが、京都精華学園中が逃げ切り。大会初優勝を果たし、香川全中2023と合わせて2冠を達成した。 京都精華学園中は#15リヤが27得点24リバウンド、#18リッツが16得点15リバウンドと2人で43得点。#7高山が13得点、#6松居が12得点10リバウンドをマーク。相模女大中は#4竹内が18得点14アシスト、5本の3Pシュートを沈めた#11松浦が15得点7リバウンドをマークしている。 ------------------------------------------------------------------------------- 京王 Jr.ウインターカップ2023-24 大会正式名称：2023年度第4回全国U15バスケットボール選手権大会／U15 JAPAN BASKETBALL CHAMPIONSHIP ■開催期日：2024年1月4日(木)～8日(月・祝) ■会場：武蔵野の森総合スポーツプラザ (東京都調布市西町290-11) ■出場校:男女各52チーム、計104チーム (予定) ■大会方式:トーナメント戦によるノックアウト方式 ■放送・配信:試合ライブ配信予定、バスケットLIVE：https://stn.mb.softbank.jp/y1j4h