カワサキ新型「KLX230」「KLX230 S」国内モデル発表! 各部の装備をアップデート、よりシャープなスタイルになった
オフロード走行をより楽しみやすい仕様にバージョンアップ
2023年秋のジャパンモビリティショーで世界初公開されたカワサキ新型「KLX230」がいよいよ発売される。また、2024年春のモーターサイクルショーで公開された新型「KLX230 S」も同時にデビューすることが決定した。 【写真はこちら】新型「KLX230」の全体・各部 2台の発売日は2024年11月27日、価格はいずれも税込59万4000円だ。 「KLX230」はシート高が880mm、「KLX230 S」はシートの肉厚や前後サスペンションのストロークを変更することでシート高を845mmまで下げたローダウン仕様となっている。ローダウンに関するパーツ以外は2車共通の装備となる。ホイール径が前21・後18インチであることは従来モデルから変わっていない。 エンジンは排気量232ccの空冷SOHC2バルブの単気筒で、最高出力18PS/8000rpm、最大トルク1.9kgf・m/6400rpmを発揮する。新型はフューエルインジェクションのセッティングが変更され、低中回転域のパフォーマンスを向上した。 車体は、キャスター角およびトレール量の変更により、ハンドリングの軽快性を向上。リアサブフレームの形状や位置が見直されシートの肉厚や足つき性の改善が図られている。また、スイングアームはオフロード専用モデル「KLX230R」と同様のアルミ製のものが新採用されている。前後のサスペンションのホイールトラベル量を増大させたこともポイントだ(フロント158mm→200mm、リア168mm→223mm)。 ヘッドライトはLEDとなり、見た目にもスマートさを増した。メーターはスマートフォンとのBluetooth通信機能が備わった液晶ディスプレイが新たに採用されている。 ABSはもともと標準装備されていたが、新型はキャンセルスイッチを追加。オフロードでのアグレッシブな走行を従来モデル以上に楽しみやすくなった。 ボディカラーは新型「KLX230」はライムグリーンの1色。「KLX230 S」は同色とバトルグレーを合わせた計2色が用意されている。
webオートバイ編集部