力強さと気品を極めた唯一無二の3列シートSUV「アイオニック9」世界初公開!日本導入の可能性もある!?
2030年までに23のBEVモデルが登場予定!?
ヒョンデ(Hyundai)は2024年11月21日、革新的なデザインとBEV(電気自動車)を融合した3列シートSUVの新型「IONIQ(アイオニック)9」を発表しました。 【画像】スタイリッシュなボディがカッコいい!3列シートSUV「アイオニック9」を画像で見る(14枚)
ヒョンデ(Hyundai)は2024年11月21日、革新的なデザインとBEV(電気自動車)を融合した3列シートSUVの新型「IONIQ(アイオニック)9」を発表しました。 新型アイオニック9は、広々とした室内空間を持ち、ミッドセンチュリーモダン建築の象徴であるロサンゼルスのゴールドスタインハウスでお披露目されました。この発表は、ヒョンデがEV市場での革新と進歩を象徴することを意図したものであり、2030年までに23のBEVモデルを発表するという同社の目標を強調しています。 新型アイオニック9は、2022年と2023年にワールドカーオブザイヤーを受賞したアイオニック5とアイオニック6の成功を引き継ぎ、電動化の伝統をさらに発展させたモデルです。プレミアイベントでは、ヒョンデモーターのホセ・ムニョス社長による基調講演が行われた後、デザインや空間の特長を深掘りするセッションが実施されました。 ボディサイズは全長5060mm×全幅1980mm×全高1790mm、ホイールベースは3130mmというラージSUVのサイズです。 新型アイオニック9は最大7名乗車できる3列シートを採用し、快適さと一体感を両立した室内空間を提供します。1列目と2列目にはリクライニング可能なリラクゼーションシートが搭載され、長距離移動でも快適に移動できます。また、2列目シートは、回転可能で車両停車時に乗員同士が向かい合うことができます。 インテリアは、楕円形の要素を取り入れたラウンジ風のデザインとパノラミックサンルーフによる自然光の採光が特徴です。さらに、ダイナミックタッチマッサージ機能を搭載し、ドライバーや乗員の疲労軽減を実現しています。 ラゲッジスペースは、3列目シートを折りたたむことで最大1323リッター、さらにフロントトランクでは最大88リッターの収納スペースを確保しています。 ヒョンデの電動グローバルモジュラープラットフォーム(E-GMP)を基盤に、110.3kWhの大容量バッテリーを搭載し、ロングレンジRWDモデルで最大620kmの航続距離を達成する見込みです。また、0-100km/h加速は5.2秒のパフォーマンスモデルもラインナップされています。さらに、最大2500kg(ヨーロッパ仕様)または2268kg(北米仕様)の牽引能力を誇ります。 安全面では、前方衝突回避支援やブラインドスポット衝突回避支援、インテリジェント速度制限支援などの最新の運転支援システムを搭載しています。また、10個のエアバッグや3列目シートベルトのプリテンショナーなど、安全性を高める装備も充実しています。 新型アイオニック9は、2025年上半期に韓国と米国で発売され、その後ヨーロッパを含む他の市場にも展開予定です。最先端のテクノロジーと包括的な標準装備を備えた同モデルは、ヒョンデの電動化戦略の新たな象徴となるでしょう。
VAGUE編集部