Snow Man、9人の個性で番組の緩急を作るチーム力<それスノ>
11月29日放送の「それSnow Manにやらせて下さい」(毎週金曜夜8:00-8:54、TBS系※スペシャルは夜8:00-9:59)では、Snow Manのファッションセンスを見極める企画を実施。メンバー同士で励まし合ったり、ツッコミを入れ合ったりと盛り上がり、X(旧Twitter)でもトレンド入りするなど話題となった。 【写真】Snow Manと中島健人が“クリスマスデートの勝負服”でガチ対決<それスノ> ■Snow Manのファッションセンスが試される 番組内で行われる大型ファッションショー「TOKYO SoreSnow COLLECTION(東京それスノコレクション)」略して「TSC」を実施。Snow Manの9人にスペシャルゲストの中島健人を加えた10人がモデルとして参加し、「初めてのクリスマスデートで彼氏に着てほしい勝負服」というテーマに沿って考えたコーディネートを自らまとってランウェイに登場する。 そのコーディネートを審査員のあの、アンミカ、池田美優、河北麻友子、藤田ニコルの5人が判定。過半数である3人から合格を得られれば“殿堂入り”、そうでない場合は“ダサコレ”と認定される。 今回は、岩本照、阿部亮平、目黒蓮と中島健人が“殿堂入り”、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、宮舘涼太、佐久間大介とシークレットゲストとして登場したトレンディエンジェルの斎藤司が“ダサコレ”という結果となった。 ■ラウールの光るワードセンス「人間界のポメラニアン」 “ダサコレ”に認定されると審査員から厳しい指摘が入るため、メンバーは互いに励まし合う。トップバッターを務めた宮舘がステージに現れると、見守る他のメンバーは「いいぞ」と声を掛けたり、拍手をしたりと盛り上げる。宮舘が首に巻いたマフラーをあのから「コルセットに見える」と指摘されると、ラウールは「首、痛いんだっけ?」とフォローした。 渡辺はワインレッドのスーツに、モコモコ素材のマフラーや手袋をアクセントにしたコーディネート。審査員は総じて渋い表情を見せるが、Snow Manメンバーは「格好いい」「かわいい」と鼓舞し続ける。池田と藤田は勝負よりもウケを狙ったと思われる渡辺のファッションを厳しく追及。佐久間らは「渡辺、頑張れ!」と応援するも、結果、渡辺は土下座をして謝罪した。 ラウールは白のファージャケットをメインにした個性的なコーディネート。パリコレでモデルも務めるラウールだからこそ似合うという側面もあり、“ダサコレ”認定となる。だがラウールは自らを「人間界のポメラニアン」とアピール。すると、あのから「ソファーみたい」とツッコまれ、笑いが起こった。 ■向井、佐久間、深澤はテーマから攻めの姿勢 向井はスノーボードスタイル。しかもヘルメット、ゴーグル、マスクという装備で、顔が全く見えないという状態。深澤は思わず「誰?」とツッコミを入れる。向井は“ダサコレ”の認定後、ヘルメットとゴーグルははずしたものの、マスクで顔のほとんどの部分は隠れたままで、佐久間は「忍者いるぞ」と指摘。オチをしっかり作って笑いを取った。 佐久間は白系のパンツ、アウターに、緑のインナー、赤のマフラーというコーディネート。前半は「いいよ」と褒めていたメンバーだったが、途中、コーディネートのテーマが「もつ鍋」と判明。さすがにメンバーも「ムズイ」と苦笑いする結果となった。 深澤は“スーパースター”である自分と人目につかずに過ごすためという理由で、クリスマスデートで沖縄に行くと想定したコーディネート。浮き輪を持ってランウェイに登場し、審査員からは大不評で、Snow Manメンバーからも「ひどいね」「フォローがない」などと見放される。 ただ深澤は「こんなスーパースターと12月25日を過ごせるわけないじゃん」と反論し、さらに番組全体としてコートを使ったファッションが増えると予想して、あえて、現在のスタイルにしたと主張。佐久間から「ダル!」と一蹴された。 ■渡辺が前回に続いて“ダサコレ王”に 一方、目黒はシンプルなきれい目コーデで登場し、審査員の満場一致で“殿堂入り”に認定される。すると、Snow Manメンバーからは不満が続出。ラウールは「工夫なくねぇか?」と指摘し、渡辺も「俺もシンプルじゃん!」と目黒と大差ないと訴える。 また目黒がクリスマスツリーを意識して、ポイントに緑を使ったことに対して、自身も緑を使った向井と佐久間も反論。しかし、審査員から目黒との違いを強調され、向井は目黒に対して「よく見たらニットに毛玉ついてるかも」悔し紛れの発言をした。 最終的に深澤、ラウール、渡辺、向井、宮舘、佐久間の6人の中から、“ダサコレ王”を一人選定。それぞれ最初のコーディネートに、審査員からの指摘も踏まえたアレンジをしてランウェイに登場する。 見守る“殿堂入り”メンバーは「いいよ!」などと声を掛けて応援するが、結果、前回に続いて渡辺が二冠を手にすることに。渡辺は「本当に意味が分からない」と反論するも、アンミカから「スーツがピチピチ」、冬なのにインナーのTシャツが半袖、さらに当初、半袖ではないとうそをついていたことなどを一気に指摘される。他の審査員からも続々と否定のコメントを浴びた渡辺は「ヤバイな…病院行こう」と消沈。ただ最終的には「すいませんでした」と謝罪した。 ■Snow Man全員でバランスを取って盛り上げる 今回、“ダサコレ”となったメンバーらは、いい意味での隙を作っていて会場に笑いを起こしていた。普段は「格好いい」ともてはやされることが多いSnow Manが、自分なりに個性を活かし、格好いいだけではない魅力を発揮していて好感が持てた。 一方、“殿堂入り”のメンバーは真っすぐに「格好いい」を求めて、番組としての緩急を成立させていた。特に、自身の趣味であるキャンプをテーマにしたファッションをしつつも、好評を得ていた岩本は、「格好いい」と個性を両立していた。 “ファッション”という正解がはっきりしないジャンルなだけに、判定が全てではなく、辛口の審査員とメンバーのやり取りや、メンバー同士のやり取りが大きな見どころとなる企画。“ダサコレ”でも“殿堂入り”でも、Snow Manメンバーのさまざまなセンスを感じられて、楽しい内容となった。 次回の「それSnow Manにやらせて下さい」は12月20日(金)夜7時より3時間半SPとして放送予定。
【関連記事】
- 田中圭“宏樹”と深澤辰哉“冬月”の心がざわつく対面も…「どんどん重くなる」と視聴者動揺<わたしの宝物>
- <それスノ>Snow Manと中島健人が“クリスマスデートの勝負服”でガチ対決「やっぱデスゲームだなと」
- 目黒蓮 主演映画『トリリオンゲーム』主題歌にSnow Man新曲「SBY」 主題歌入り予告映像解禁
- <今夜はナゾトレ>Snow Man阿部亮平がまさかの“凡ミス” Travis Japan松倉海斗「阿部さんと宇治原(史規)さんは五十歩百歩です!」
- 【漫画】ファッションデザイナーを目指す学生の転機となったのは、コンカフェ嬢との出会い…服を取り巻くストーリーに「いい意味で裏切られた」「こんな作品を探してた」の声