【巨人】桑田2軍監督がドラ5左腕に伝えた“勝てる投手”に必要なもの…2軍楽天戦
◆イースタン・リーグ 楽天3―1巨人(15日・森林どり泉) 巨人のドラフト5位左腕・又木鉄平投手が、イースタン・楽天戦に先発。6回9安打2失点で敗戦投手となったが、桑田2軍監督から“勝てる投手”に必要な能力を伝えられた。 初回を3者凡退で立ち上がると、2、3、4回は全て走者を許しながら3イニング連続で併殺打を奪うなど5回までは無失点投球。6回は1死満塁から代打・大河原を三ゴロで本塁封殺に仕留めたが、2死満塁から水上に右前へ2点適時打を浴びてこの回限りで降板。自身11イニングぶりの失点を喫すると、打線が6安打1得点に封じられて敗れた。 試合後、桑田2軍監督は、3、4回に無死一塁から併殺を奪った直後の打者に安打を許した場面を例に、「併殺の後に走者を出すと、野手陣がリズムよく攻撃に入っていけない。先発はずっとギアを上げっぱなしでは投げ続けられないので、『チームがリズムに乗るために、次の打者は絶対に出さない』とか、ギアを上げたり、下げたりをしなければいけない。勝てる投手になるには、ギアの上げ方を勉強しなければ」と指摘。又木に対し、同様の話をしたことを明かした。 プロ通算173勝を誇る指揮官から先発投手のイロハを学んだルーキーは、「試合での感性、流れを読む取り組みをやっていこうと話してもらった。勉強になりました」と受け止めていた。
報知新聞社