東農大のエース・前田和摩が13分46秒71で1位 中盤以降は単独走…金栗記念・男子5000m
◇陸上 金栗記念選抜中長距離大会(13日、熊本市・えがお健康スタジアム) 男子5000メートル1組(タイムレース決勝)で、東農大の前田和摩(2年)が13分46秒71の自己ベストをマークし1位だった。約3000メートルから抜け出すと、単独走でも確実に攻め切りトップでフィニッシュした。 1万メートルでU20日本歴代4位(28分3秒51)の記録を持つ東農大のエース。昨年10月の第100回箱根駅伝予選会では日本勢トップの9位に入り、東農大を10年ぶり70回目の本戦出場へ導いた。今年の箱根駅伝では11月下旬に故障したことなどが影響し7区13位だった。 今季初戦は3月の順大競技会(千葉・さくらキャンパス)の3000メートルで、U20日本歴代4位となる7分57秒25をマーク。トラックシーズンも、前田の快走に注目だ。
報知新聞社