力士めしで被災地に元気を 追手風部屋お手製ちゃんこ鍋に穴水町沸く
大相撲の力士たちがお手製の炊き出しで支援です。能登半島地震の被災地、石川・穴水町で振る舞われたのは熱々のちゃんこ鍋、集まった人たちが相撲部屋ならではの味に舌鼓をうちました。 【写真を見る】力士めしで被災地に元気を 追手風部屋お手製ちゃんこ鍋に穴水町沸く 開始前から、会場となった公立穴水総合病院前には長蛇の列が。 地元・穴水町出身の元幕内・大翔山の追手風親方と部屋の力士が、住民たちをちゃんこ鍋でもてなしました。提供されたのは「ソップ炊き」と呼ばれる鶏ガラを使ったちゃんこ鍋1000食分です。 鳥は2本の脚で立っていることから、力士らにとって縁起が良いとされるちゃんこ鍋に食べた人たちは大喜びです。 ちゃんこ鍋を食べた人「おいしい。お相撲さんもいっぱい見られたし、よかったねぇ」 今回の炊き出しは地震の発生以降、激務が続く医療従事者に元気になってもらおうとの思いも込められています。 看護師「疲れている体には沁みますね」 穴水町出身・大翔「元気になってほしいですね、ちゃんこで。1人でも。まずは自分のことを頑張って」 こだわりの本格ちゃんこを味わい、こぼれる笑顔。力士たちのもてなしに身も心も温まったようです。
北陸放送