ソフトバンクホークス甲斐拓也選手らが野球教室で小学生220人にアドバイス 大分
甲斐拓也選手ら福岡ソフトバンクホークスの現役選手らが、大分市で小学生を対象にした野球教室を開きました。 福岡ソフトバンクホークスは毎年この時期に九州各県で野球教室を開いています。 25日は大分市の別大興産スタジアムに県出身の甲斐拓也選手や笠谷俊介投手ら6人が訪れました。 参加した大分県内の小学生220人は5つのグループに分かれて、現役のプロ野球選手に指導を受けながらバッティングや守備に取り組みました。 (参加した小学生)「甲斐選手のノックが速いのもあったしいろんなものがあったので楽しかったです」「すごかったの一言でしか表せない」「甲斐選手や笠谷選手みたいなプロ野球選手になりたいです」 子どもたちとプレーした甲斐選手や笠谷投手もシーズン中とは違うリラックスした表情を見せ、地元、大分での時間を楽しんでいました。 (福岡ソフトバンクホークス 甲斐拓也選手)「純粋に野球を楽しむ子供たちを見て やっぱり野球って楽しいもんだなと改めて感じました」 愛する故郷へ、そして野球をする子供たちに温かいメッセージを送りました。 (甲斐選手)「自分の育った場所で、この球場でもたくさん試合をしましたし、特別な思いが大分にはあります。野球を楽しんでもらいたいなと。それが僕は一番だと思うので、僕たちもそういったものを少しでも伝えていければと思う」 今シーズンを振り返ると優勝を奪還できなかった悔しさをにじませ、来年の目標を熱く語りました。 ■甲斐選手「来年の目標はリーグ優勝日本一」 (甲斐選手)「やっぱり勝つしかないと思うんで、リーグ優勝日本一。今年もですけど、ものすごくファンの方々にとって悔しい1年にしてしまったのかなと思うので 来年はみんなが笑顔で終われるような1年したいなと思います」 同じく大分市で生まれ育った笠谷投手も故郷での交流の時間に心ほぐれたようでした。 (福岡ソフトバンクホークス 笠谷俊介投手)「子どもたちめっちゃ元気がいいなと思いました。ホークスも大分の選手が多いので、ひとりでも多くプロ野球選手になってほしいなと思います」
調子を上げながらも一軍では8試合登板に終わった笠谷投手は来年の飛躍を誓います。 (笠谷俊介投手)「今年はそんな投げられなかったですが、来年は先発に挑戦していくので何とかチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います」 野球をした後は質問コーナーやプレゼント抽選会があり、甲斐選手の使用済みバッティンググローブや笠谷投手が練習で着用したTシャツなどが渡されました。 最後は選手6人にハイタッチで見送られ、子どもたちにとって思い出に残る一日となったようです。
大分放送