V長崎始動 マテウスやマルコスら32人参加 約1カ月ぶりの全体練習
サッカーJ2で昨季3位のV・ファーレン長崎が6日、2月の開幕に向けて始動した。昨年12月1日のJ1昇格プレーオフ準決勝で敗れて以来、約1カ月ぶりの全体練習。クラブハウスがある諫早市サッカー場で、オフ明けの体をゆっくりとほぐす様子を約600人のファンに公開した。元日本代表MFの山口蛍ら新加入選手も顔をそろえた。 下平隆宏監督が就任して2年目のシーズンを迎える。リーグトップの得点力を誇った昨季から戦力を上積みし、最終節までJ1自動昇格争いを繰り広げながらも3位で昇格を逃した反省を胸にリーグ戦に臨む。今季からホーム戦は全てピーススタジアムで開催。練習は引き続き諫早市サッカー場で実施する。 この日は契約更新や新加入が発表された32人が参加。昨季、攻撃をけん引した外国人FW4人中、マテウス・ジェズスとマルコス・ギリェルメが姿を見せた。昨季15得点のエジガルジュニオ、10得点のフアンマ・デルガドはまだ残留が発表されておらず、動向が注目されている。 練習後の囲み取材に応じた下平監督は「最初曇っていたけれど、すごく天気が良くなって、選手たちも晴れやかな顔でピッチに立ってくれた」と初練習を振り返り、加入3年目の増山朝陽は「今年はキャプテンをしたい」と威勢良く立候補していた。 今後は17日から約2週間、沖縄キャンプでチームづくりを進める。開幕節は2月15日、ピースタで昨季12位の熊本と対戦する。