《嵐“推し曲”ランキング》2位にダブルスコアの圧倒的1位は「嵐の物語が始まった曲」
嵐最後のシングル曲
4位は、'20年にリリースされた58枚目のシングル『カイト』。現時点で、嵐最後のシングル曲。 「オリンピックのときによく聴きました。米津さんとのコラボでいい感じだった」(高知県・63歳) 「曲そのものも好きだし『紅白』で見た映像と、活動休止が重なって印象に残っている」(千葉県・49歳) 米津玄師が作詞作曲をし、 '21年東京オリンピックの、NHK公式テーマソング。 「新しく建築した国立競技場で収録した歌唱映像が、'19年の『紅白』で公開され話題になりました。嵐として、初めてシングルミリオンを達成した曲でもあります」 さて、トップ3の一角、3位は、'07年リリースのシングル20枚目となった『Happiness』。 「聴いても歌っても題名のとおり、ハッピーな気分になれる」(長野県・61歳) 「歌詞がいいのはもちろん、アップテンポで聴いていると、とても元気になれる」(鹿児島県・52歳) 二宮と櫻井翔が主演のドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)の主題歌。高校野球の大会で、吹奏楽演奏の応援歌の定番曲にもなっている。 「友情をテーマにしたロックナンバーで、JALのCMソングや、日本テレビ系の『24時間テレビ 愛は地球を救う45』のオープニングテーマにも採用されました」
圧倒的1位の曲は
2位に入ったのは、これもドラマ主題歌の'07年リリース、18枚目のシングル『Love so sweet』。 「『花より男子』のドラマが好きだった」(青森県・44歳) 「当時、好きな人と重ね合わせて聴いていました」(大阪府・44歳) ドラマ『花より男子2』の主題歌として、嵐の大ブレイクのきっかけになったともいえる楽曲。 「GLAYのボーカル、TERUさんがこの曲が好きで、ファンクラブ限定のライブでカバーしました。松本さんと初めて会ったとき、カラオケでこの曲をデュエットしたそうです」 そして、2位にダブルスコアで1位に輝いた曲は、'99年のデビュー曲『A・RA・SHI』。 「やっぱり好きになったきっかけのデビュー曲なので」(東京都・66歳) 「グループ名をつけた曲だし、サビのインパクトが抜群」(大阪府・40歳) 『バレーボールワールドカップ1999』(フジテレビ系)のイメージソングとして制作され、まさに嵐の“物語”が始まった楽曲。 「ハワイのホノルル沖、クルーズ客船にマスコミを呼び込んでデビュー記者会見を行いました。直前までメンバー全員が、嵐としてデビューすることを知らされていなかったそうです。そこから事務所を代表するグループに成長したんですから、本当の“サクセスストーリー”ですね」 完全復活した嵐が見たい、というファンの声はいまだ届かず、メンバーそれぞれの動向が報じられるだけ。5人が再び嵐としてステージに立つ日は、いつになる─。 <取材・文/蒔田 稔>