「米を守る人形」ずらり 千代「よこね田んぼ」かかしコンテスト投票始まる【長野県飯田市】
長野県飯田市千代の棚田「よこね田んぼ」で1日から、第25回案山子(かかし)コンテスト(保全委員会主催)の投票が始まった。 今年は17組から応募があり、2日までに13体の展示が完了。電動バイクで旅をする番組でおなじみのタレント、人気アニメ映画、童話「おおきなかぶ」、パリ五輪など題材で楽しませる作品、工夫や精巧さ、ひねったセンスで魅了するものなど、多彩な切り口のかかしが集まった。 小型太陽光パネルとつなげたかかしは、うちわを持った片方の手を動かすことができ、高齢者をモチーフにしたかかしには「田舎あるある川柳」が添えられている。 投票は▽みんなの人気者なかかし(お気に入りのかかし)▽棚田の景観にマッチしているかかし(棚田の景観に合うかかし)▽ナイスアイデアなかかし(工夫を凝らしたかかし、斬新なアイデアのかかし)―の3部門で投票してもらい、各部門の1位によこね田んぼで収穫した「よこね米」10キロを贈る。 展示期間は7月22日から11月10日まで。投票は8月1日から9月23日まで。投票に参加した人の中から抽選で選ぶ10人にもよこね米1キロを贈る。 問い合わせは保全委員会(電話0265・59・2003)へ。