最速152キロ右腕、青学大・中西 最終年へ「もう1回4冠」 年内最後の練習
大学4冠を達成した青学大の最速152キロ右腕・中西聖輝投手(3年・智弁和歌山)が19日、同大学での年内最後の練習を終え、最終年への意気込みを語った。 今春にリーグ戦初先発で初勝利をつかむと、1年間で負けなしの8勝。今秋は初の最優秀投手とベストナインにも輝いた。変化球の精度に定評があるが、現在は直球の球威向上へ、これまで腰の不安から避けてきた高重量トレーニングや走り込みにも注力。「もう1回、4冠をとりたい。個人では、2年連続でドラフト1位を目の前で見たので、次は僕が」とプロ入りへの思いも明かした。チームは20日に、明治神宮大会の第55回を記念して派遣される台湾遠征へ出発する。