【全日本フィギュア】4連覇狙う坂本花織が首位発進、世界ジュニア女王の島田麻央が3.34点差の2位…3位は千葉百音
◇20日 フィギュアスケート 全日本選手権第1日(大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム) 女子のショートプログラム(SP)が行われ、3年連続世界女王で今季グランプリ(GP)ファイナル銅メダルの坂本花織(24)=シスメックス=が78・92点をマークして首位発進。2014~17年の宮原知子以来となる大会4連覇に向けて、好スタートを切った。 19番滑走で登場した坂本はタンゴのメロディーに乗って冒頭でダブルアクセルを着氷。続く3回転ルッツ、3本目で跳んだフリップ―トーループの連続ジャンプも降りていった。さらに、ジャンプ以外の要素をしっかりまとめて終了。国内大会となるため際スケート連盟(ISU)非公認とはなるが、自身が持つ今季のSP世界最高得点の78・93点まで0・01点と迫る得点にキス・アンド・クライで笑みをみせた。 2位は昨季の世界ジュニア選手権で連覇を達成し、今季はジュニア・GPファイナルで史上初の3連覇を達成した島田麻央(16)=木下アカデミー=で75・58点をマーク。昨季四大陸女王で今季GPファイナル銀メダリストの千葉百音(19)=木下アカデミー=が74・72点の3位で続いた。女子フリーは最終日の22日に行われる。
中日スポーツ