【からつボート(モーニング)一般】東本勝利 優勝戦で同期対決、真剣勝負だ
〈28日・からつボート・5日目〉 東本勝利選手に会ったのは、2022年8月の芦屋以来。その時は2号艇で優勝戦に進出して抜きで優勝しているが、「あまり記事を書かれるのは苦手なので、少ない行でお願いします」と言われたのを思い出した。物静かな感じでもくもくと目の前のことを丁寧にこなす姿は前回と変わらない。 「エンジンにパワーを感じる。でも◎ではない」というが、回ってからの動きは他を圧倒している感じだ。「今節は微調整だけですが、不安はなくレースに行くことができている」と気持ちもリズムも良さそうだ。からつではボートレースの学校時代に実地訓練を行い、「その時は優勝しました」と思い出の地を懐かしそうに話した。 7月からはA1に復帰する。レース場の外に出るとトレーニングジムに通い、筋トレを20年行っている。「選手生活は25年、同期対決は気にしない」と言いながらも、森永淳とよく話をしているようだ。▼12R「まったくレースのことは話さないんですよ」。今節は最後の最後で同期森永との対決が実現。86期の2人がワンツー目指して真剣勝負する。3=2―全。