【トヨタのランクルが完全復活】元祖的存在「ランドクルーザー70」のアプデ版が魅力的な価格で早くも大注目!
パワートレーン、操縦安定性、デザイン、安全性能をアップデート
こうした経緯の中で、今回再々販売されることになったランドクルーザー70だが、今回は期間限定ではなく継続販売の通常モデルとして設定されたことがまず大きなニュース。 国内再々導入に伴い、信頼性・耐久性・悪路走破性といったランドクルーザー70らしさはそのままに、パワートレーン、操縦安定性、デザイン、安全性能がアップデートされているのも注目点だろう。 パワートレーンは、2014年の再販モデルで搭載されていた4L V型6気筒「1GR-FE」型ガソリンエンジンではなく、ランドクルーザー70にふさわしい走破性を実現するために、最高出力204ps/最大トルク500nmの2.8Lディーゼルターボエンジンを選択。トランスミッションも5速MTから6速ATに変更されている。 また、悪路走破に欠かせない電動デフロック、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といった駆動力、制動力制御システムも装備。快適な乗り心地をしてサスペンションの改良も行われ、オフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地も向上されているという。
シンプルな1グレード構成、魅力的な価格で早くも大注目
外装は、水平/垂直を基調とし、道具としての機能性と圧倒的な安定感を重視しながら、最新のトレンドを盛り込みながら細部をアップデート。 内装はオフロード走行に配慮した機能的レイアウトを継承し、シンプルな操作性、多様化する用途に対応しつつ、上質感のある素材が使用されている。 安全性能向上ももちろん重要なポイントで、先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」やバックモニターを採用。「トヨタセーフティセンス」には、プリクラッシュセーフティ、コンライト、ドライブスタートコントロールなどが含まれており、オフロード走行はもちろん、駐車時、シフト操作時の安全安心にも配慮されている。 国内再々導入されるランドクルーザー70は「AX」の1グレードで、車両価格(税込)は¥4,800,000。なお、2014年登場のモデルは1ナンバー登録だったが、今回のモデルは3ナンバー登録となる。サブスクリプションの「KINTO」でも取り扱われ、月々¥45,760から手軽に乗ることができる。
■「トヨタ ランドクルーザー70 AX」 スペック ●全長×全幅×全高:4,890×1,870×1,920mm ●ホイールベース:2,730mm ●車両重量:2,300kg ●エンジン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ縦置 ●総排気量:2,754cc ●最高出力:150kW(204PS)/3,000-3,400rpm ●最大トルク:500Nm(51.0kgf・m)/1,600-2,800rpm ●トランスミッション:6速AT 駆動方式 パートタイム4WD ●メーカー希望小売価格:¥4,800,000(税込) 文/近藤暁史 写真提供/トヨタ自動車
MonoMaxWeb編集部