【卓球】元全日本チャンピオン、及川瑞基、木下Mを退団。そして、スティガと契約。「ぼく自身の挑戦です」
「用具メーカーを変えることで『大丈夫か』と心配する人もいるけれども、ぼくは『新しいオイカワ』を求めていきます」
2021年全日本選手権男子シングルス優勝者、2022年世界卓球・成都大会銅メダリストの及川瑞基(おいかわ・みずき)が2024年3月末にバタフライとの契約が終了。4月1日にスティガ(本社・スウェーデン/東京・スティガ・スポーツ・ジャパン)とアドバイザリー契約を交わした。 及川は宮城県生まれの26歳。学生時代にブンデスリーガで活躍し、2021年に全日本選手権の男子シングルスで優勝を果たし、世界選手権日本代表にもなっている。また、2020~21年のTリーグでは19勝5敗の成績で年間最優秀選手賞(MVP)を受賞している。しかし、2023~24年シーズンはシングルスで8試合(3勝5敗)のみの出場となっていた。 3月28日にはTリーグの木下マイスター東京を退団し、より多くの出場機会を求めて他チームとの交渉を進めている。元全日本チャンピオンは所属チーム、用具を含め、心機一転、卓球人生をリセットした。「ぼく自身の挑戦です。練習環境も変えますが、それでダメになったと言われないように、リセットして一から作り上げて、世界を目指したい。用具メーカーを変えることで『大丈夫か』と心配する人もいるけれども、ぼくは『新しいオイカワ』を求めていきます」(及川)。