【C大阪】チーム得点王が黄善洪を抜き外国籍選手最長6戦連続ゴールのクラブ記録樹立もドロー 3戦連続勝ち星なし 首位から3位へ転落
◆明治安田生命J1リーグ▽第11節 C大阪1-1札幌(3日・ヨドコウ) 10試合が行われ、C大阪はFWレオセアラ(29)がクラブの外国籍選手で史上最長の6戦連続ゴールをマークしたが、札幌と1―1で引き分け、首位から3位に陥落した。神戸はFW大迫勇也(33)が今季3点目を決めるなど、名古屋を下し、2位に浮上。町田が柏に勝利し、再び首位に躍り出た。 2度大きく息を吐き、FWレオセアラは右足を振り抜いた。1点を追う後半26分。MFルーカスフェルナンデスが獲得したPKを、エースが冷静にゴール左下に決めた。「チームを助ける得点を決められてよかった」と同点弾に安どしながらも「タイトルを目指しているチームがホームで勝ち点3を落としてはいけない。悔しい」と唇を嚙んだ。 99年のFW黄善洪(ファン・ソンホン、韓国)を抜き、クラブ外国籍選手最長の6試合連続ゴールとなり、森島寛晃社長が持つクラブ記録にも王手をかけた。今季9点目でトップを走るジャーメイン良(磐田)にも1差に迫った。 C大阪は3戦連続勝ちなしで、再び町田に首位を奪われた。小菊昭雄監督(48)は「(これまで)大阪ダービーで勝ってチームが成長スピードを上げていった。大舞台に向けて全員で準備していく」と6日のG大阪戦(パナスタ)を見据えた。「下を向かず、次に備えたい。チームが勝つために得点したい」とレオセアラ。桜の得点王を誰も止められない。(森脇 瑠香)
報知新聞社