松本市教育委員会の会見（11月10日）

長野県松本市の中学校に勤める教師の男が盗撮の疑いで逮捕された事件です。 県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、松本市の中学校に勤務する41歳の男です。 2023年5月、中信地域の施設で着替え中の女性を撮影した疑いが持たれていて、10日午前、身柄を地検松本支部に送られました。 警察によりますと、10月中旬に施設関係者から「施設内で撮影されたとみられる画像が出回っている」と警察に通報があり、その後、犯行が特定されたということです。 男は施設の複数の場所で撮影していたとみられます。 警察は余罪があるとみて調べています。 勤務先の中学校では9日夜、保護者向けの説明会を開きました。 保護者： 「許せない」 「納得はいかない。子どもたちが傷つかないような対応をしてもらえたらいいなと思います」 松本市教育委員会は10日午後3時から会見し、教育長らが陳謝しましたが、容疑者の勤務態度は良好だったということです。 スクールカウンセラーが子どもたちの心のケアにあたるほか、市内全ての小中学校で教職員研修を行うなどとしています