福島市、空家・空地対策室を新設へ 中心市街地、利活用促進
福島市は新年度の組織改編で、中心市街地を重点に空き地や空き家の利活用を進める「空家・空地対策室」を都市計画課内に新設する。木幡浩市長が年頭記者会見で明らかにした。 現在、住宅政策課内にある空き家対策係を発展させる形で改編する。中心市街地の空洞化が課題となる中、空き家の利活用も含めて街中のにぎわい創出に取り組む方針だ。 木幡市長は空き地の利活用について、駐車場や狭い区画でのビル建設などに限られていると指摘。「アパレルショップなどはいくつかの空き地をまとめた利活用なども大事になる。民間の取り組みを促していきたい」と語った。
福島民友新聞