「最優先事項」レアルがアーセナルDFサリバ獲得に向けて本腰か?すでに接触があったとの現地報も「野心的な契約」
アーセナルに所属するフランス代表DFウィリアン・サリバ獲得に、スペインの名門レアル・マドリードが関心を示しているようだ。スペインメディア『le10sport』など複数メディアが現地時間9日に、サリバに関する移籍の噂と契約が実現する可能性について報じていた。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング マドリーは、長年チームを支えていたDFナチョ・フェルナンデスが今夏に退団。さらにスペイン代表DFダニエル・カルバハルは「右足の前十字じん帯断裂、外側側副じん帯断裂、膝窩筋腱断裂」の大怪我を負っており、近日中に手術を受ける予定であることから長期離脱が確実視されている。また23年12月に左膝前十字靭帯断裂の怪我を負ったDFダヴィド・アラバは、いまだに復帰できておらず最終ラインの選手が不足している状況だ。 そんな中で、スペインの巨人が目をつけたのはアーセナルの最終ラインを支えているサリバだ。同メディアは、「マドリーにとって25年夏の移籍市場における最優先事項である」と述べた上で、「世界最高のDFとみなされているサリバはマドリーが求める全ての条件を満たしている。そのため、クラブはサリバの側近と連絡を取り既に首脳陣は獲得に向けて態勢を整えている。獲得可能性を確認するための最初の接触も行われた」と、すでに獲得に向けてクラブが選手に対して接触している状況を伝えていた。 英メディア『CAUGHTOFFSIDE』も、「マドリーは25年に向けた野心的な契約を視野に入れており、サリバの移籍可能性を探るために同選手の取り巻きと初めて接触した」と述べた上で、「リュディガーは最近マドリーに獲得してほしい選手としてサリバの名前を挙げており、彼の関心を引き付けようとする動きがゆっくりと進み始めているのかもしれない」と、スペインが誇る名門クラブがサリバ獲得に向けた様々なアクションを起こしていると指摘している。 一方で、「アーセナルは間違いなく彼を引き止める必要があるだろう」とも言及しており、「彼が移籍すると大きな打撃となることは間違いないだろう。この取引が実現すれば、ミケル・アルテタ監督が望む場所にチームを導くことはできない」と、同選手の影響力の大きさと重要性ついても強調していた。果たして、世界最高峰のDFであるサリバの未来は北ロンドンのクラブにあるのだろうか、それともスペインの白い巨人のもとにあるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部