映画の街、尾道に役所広司さんや三浦友和さんら 来年1月に映画祭
映画の街として知られる広島県尾道市を会場にした「尾道映画祭2025」が1月24~26日、同市内で開かれる。上映作品に出演している俳優の役所広司さんや三浦友和さんらのトークショーがあるほか、歌手UAさんのライブもある。チケット販売は12月6日から。 【写真】三浦友和さん=尾道映画祭実行委員会提供 同映画祭は今年で8回目。今回は尾道を起点に、世界に羽ばたいた作品を中心に上映する。 1月25日はオープニング作品として、役所広司さん主演の「パーフェクト・デイズ」(ビム・ベンダース監督)を上映。監督は尾道を舞台にした「東京物語」の小津安二郎監督のファンであることで知られ、尾道を訪れて写真集を出したこともある。主演の役所さんが登場して、作品について話す。 同26日は「福田村事件」などを上映し、田中麗奈さんや森山未來さん、井浦新さんらが当日参加する。同日のクロージング作品は、尾道を舞台にした大林宣彦監督の「日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群」。出演した三浦友和さんが登場して映画祭を締めくくる。 UAさんのライブは同24日午後8時から、同市内の浄泉寺本堂である。 前売り券は各作品で一般1500円、高校生以下1千円など。UAさんのライブは前売り6800円、当日7500円、中学生以下は5千円。詳細は同映画祭公式サイト(https://o-ff.org/2025/)。問い合わせは事務局(090・7445・2250)へ。(菅野みゆき)
朝日新聞社