独特の浮遊感や地上20mからの眺め楽しむ 姫路・安富北小で熱気球体験 親子連れら280人参加
熱気球に乗って空中散歩を楽しむイベントが、兵庫県姫路市安富町栃原の安富北小学校であった。同小の児童や市内の親子連れなど約280人が、ふわりと浮かぶ独特の浮遊感や地上約20メートルからの眺めを楽しんだ。 【写真】桜が彩るまちを飛行する熱気球 グローリー小学生育成財団(同市)が、2011年に始めた催し。自分が住む地域を空から観察し、新しい視点や気付きを得てもらおうと、毎年市内の小学校で開催している。 熱気球はグラウンドに係留され、親子らは8人乗りのゴンドラに順番に乗り込んだ。バーナーで炎をたいて熱気球内部の空気を熱すると、ゴンドラは地上を離れてふわりと空へ上昇。子どもらは「体が浮いた」などと歓声を上げ、約5分間の搭乗を満喫した。 同小6年の女児(12)は「空から学校の屋根が見えて、自分の家も見つけた。ゴンドラが安定していたから、全然怖くなくて楽しかった」と声を弾ませた。(真鍋 愛)