テニス=中国オープン、大坂が2回戦突破 嫌な記録もストップ
[27日 ロイター] - テニスの中国オープンは27日、北京で試合を行い、2019年大会優勝の大坂なおみは女子シングルス2回戦で勝利を収め、3回戦に駒を進めた。 第21シードのユリア・プチンツェワ(カザフスタン)と対戦した大坂は第1セットを3─6で落としたものの、続くセットは6─4で奪うと、最終セットも6─2で制して逆転勝ちした。 元世界ランキング1位の大坂は第1セットを落とした場合、22試合連続で敗れていた。その悪い流れを断ち切り、「エージェントから聞いていて、どうしても止めたかった。自分が望むような完璧なプレーができなくても、戦って勝てるというのを自分自身に示したかった」と振り返った。 第2シードのジェシカ・ペグラ、第4シードのコリ・ガウフ(ともに米国)らも勝ち上がり。ガウフは20歳でWTA1000のハードコート大会46勝目となり、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)の持つ21歳未満の最多記録と肩を並べた。 同日のダブルス1回戦では加藤未唯、ナディア・キチェノク(ウクライナ)組がストレート勝ちで2回戦へ。青山修子、穂積絵莉組、二宮真琴、徐一璠(中国)は敗退した。