佐々木朗希争奪戦にパドレスの逆襲…球団フロントは広告代理店関係者などにも接触《怪しい動きをしている》
ダルビッシュ(38)のいるパドレスが、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦するロッテ・佐々木朗希(23)の獲得に本腰を入れているという。パドレスはナ・リーグ西地区に所属。大谷翔平(30)や山本由伸(26)のドジャースと同地区のライバル球団だ。 【衝撃写真】ロッテはここまで育てた!高校時代、ガリガリに痩せていた佐々木朗希を見る ダルは佐々木との間にパイプがある。昨年のWBCではスライダーの握りをレクチャーした。その後もLINEなどでアドバイスを送る間柄だ。佐々木に秋波を送れる立場だが、ア・リーグのスカウトがこう言った。 「フロントが佐々木の周辺にかなり食い込んでいる。すでに佐々木のマネジメントをする広告代理店関係者だけでなく、その進路に影響力を持つ人にも接触したという。今季中から米国のフロント幹部が何度も来日。やり手と評判の人だけに『怪しい動きをしている』という声が一部球団からは上がっていました」 パドレスは、高校から直接、メジャー挑戦する意思を表明している森井翔太郎(桐朋)にも触手を伸ばしている。ドジャース、パイレーツ、レッドソックス、アスレチックスなどと争奪戦を展開しているものの、「佐々木獲得に舵を切ったら、森井を取ることはできない」といわれている。 メジャーには「25歳ルール」がある。ドラフト対象外の25歳未満の外国人選手はマイナー契約しか結べず、なおかつ各球団に割り当てられる「国際ボーナスプール」の範囲で契約しなければならない。 佐々木も森井も25歳ルールの対象になる。ともに国際ボーナスプールが年が変わることでリセットされ、より大きな金額が望める1月15日以降の契約を目指すという。佐々木には最大級のボーナスプールが必要になるだけに、佐々木に全力投球するであろうパドレスは森井を見送らざるを得ないということだ。 佐々木争奪戦で「本命視」されるドジャースもしかり。こちらも佐々木には可能な限りのカネをつぎ込むつもりだから森井からは手を引くことになる。似た立ち位置のドジャースに対し、ライバル球団のパドレスが敵愾心を燃やすのは当然か。 ◇ ◇ ◇ 佐々木は「生意気」と言えるほどの強靭なメンタルの持ち主だ。それを象徴するようなエピソードがある。ウエートトレーニング中に同僚から「そんな軽いのを上げているんだ…」と声をかけられた際の「驚愕の返答」とはいったいどのようなものだったのか――。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。