宮迫博之 たむけん「ガチで経営やばい」焼肉店の再建プロジェクトは「無償」 「弟分、そら助けるやろ」移動費も自己負担
タレントの宮迫博之とたむらけんじが23日、兵庫県尼崎市内でトークショーを行った。現在はたむらの経営する「炭火焼肉たむら」再建のため行動を共にする2人は、トークショー後に取材に応じ、現状の経営状況について明かした。 2006年からスタートした「焼肉たむら」の経営だが、たむらによると現在は「ガチでやばいです。このままいったらほんまにつぶれる」と、かなり追い込まれている。「どうしたらいいかわからない。ほんまに八方ふさがり」な状況の中、宮迫のYouTubeに出演した際、撮影の裏で本気の相談をしたことがきっかけで再建に向けて動き出したという。 たむらからのSOSに「30年以上の付き合いで、弟分なので、そら助けるやろって感じです」と、手助けを即決したという宮迫。自身が共同経営に参加していた焼肉店「牛宮城」のコンサルタントチームを紹介したり、YouTubeでコラボするなど、再建へ力を尽くしている。しかも今回のプロジェクトに関して「無償」で行っており、移動経費なども宮迫側が負担しているという。 今後について宮迫は「最終的にはバイアウトという形で、手を挙げてくれるところ(企業)がある、ところまで連れて行ってあげられたら」と、8月に「牛宮城」の株を売却し、自身は現在もプロデュースという形で店に携わる現状を踏まえて語った。 たむらも「このブランドは消したくない。でも今のうちの会社のマンパワー、僕の経営能力では、また同じことになってしまう可能性はある」と冷静に現状を分析。「自分の店やから、売るなんて、と思っていたけど、古いね、考え方が。いろんな可能性を視野に入れて。すっきりさせて、もう一回アメリカにいけたら最高やな、と思います」と、経営の立て直しを誓っていた。