【ポルシェより速いピックアップ!?】防弾ボディの世界最強トラック「テスラ Cybertruck」は歴史を塗り替える傑作だ!
かつて最強のトラックという名を欲しいままにしてきたメルセデスベンツのウニモグ。世界一過酷な自動車競技であるパリダカールラリーにも出場し、部門制覇を成し遂げる成績を残すなど屈強なだけではなく、速くもあったのです。しかし世界最速の電動自動車であり、ラグジュアリーな未来型モデルを生み出すテスラから、スポーツカーの頂点に君臨するポルシェより速いピックアップトラック「Cybertruck(サイバートラック)」が登場。テスラが歴史を塗り替える傑作を誕生させました。 【画像】速くて最強!テスラのピックアップトラック「Cybertruck(サイバートラック)」を詳しく、写真を見る(全7枚)
未来的で超革新的
時速100kmまで、わずか2.7秒で到達する「Cybertruck」はスポーツシーンをけん引している名車 ポルシェ911より速い加速性能を誇ります。「そんなに速いトラックって必要?」と思うかもしれませんが、ドライバーにとって速いというのはストレスフリー。遅いトラックのせいで渋滞を生むこともあるわけですから、遅いより速い方が確実にいいのです。 しかもこの「Cybertruck」は、どう見てもトラックとは思えないデザインも未来的。さすがはテスラと唸りたくなります。これまでに販売されてきたテスラは滑らかな流線型でしたが、「Cybertruck」はエッジが効いていてカクカクしたフォルム。いつも新しいことに挑むテスラだから、トラックを作ったというだけで話題性がありますが、こんなデザイン路線変更も超革新的。
未知数の性能
遅いクルマの条件として、軽量化は避けられません。軽量化すると脆くなるという側面もありますが、テスラに限ってこれは当てはまらないようです。「悪魔の崖」として知られ、過去に起きた転落事故では生還した者はほとんどいないとして知られている場所で、テスラの「モデルY」が事故を起こしたのです。ですが「モデルY」のルーフはアフリカゾウ2頭分の重量に耐えることができる構造。高さ80メートルを超える崖から転落した「モデルY」は炎上することもなく、4人の乗員は軽傷で済むという奇跡を起こしたのです。 それほどまでに頑丈な作りのテスラのクルマ。新登場の「Cybertruck」はあらゆる路面状況に適応できるオールテレインタイヤを装着、アフリカ象を引っ張れるほどの約4,990kgの牽引力を誇ります。さらにステンレス鋼の外骨格、アーマーガラスを採用し、頑丈なボディを手に入れました。耐久試験ではサブマシンガンによる銃撃テストも行われ、1発の銃弾も車体を貫通できなかったようです。