【中日】板山祐太郎が6年ぶり猛打賞 1番にカリステ起用で連敗ストップ 立浪監督「流れを変えてみようと思った」
◆日本生命セ・パ交流戦 中日3―1楽天(9日・バンテリンドーム) 中日の板山祐太郎外野手が、17試合ぶりにスタメン出場し、6年ぶりの猛打賞をマークした。 第1打席にヘッドスライディングで投安打を記録。同点につながる右翼線二塁打を含む3安打で、阪神在籍時の2018年10月13日、中日戦(ナゴヤD)以来の猛打賞をマークした。家族が応援に駆けつける中、気迫のプレーで勝利を呼び込んだヒーローは「泥臭く、1本のヒットに全力ってのが僕のプレースタイル。スコアラーさんと話をして、できる準備を最大限したことが結果につながった」と充実感をにじませた。 投げては、先発・松葉が5回3安打1失点で今季3勝目をマーク。5回67球での降板に「次は長いイニングを投げられるように」と悔やんだが、リズムある投球で試合を作った。 打線は、1点を追う4回に村松の右犠飛で同点に追いつくと、カリステの左翼への適時二塁打で勝ち越しに成功。5回にも宇佐見の適時打でさらに1点を追加した。板山をスタメン起用し、カリステを1番に抜てきするなど、打順のてこ入れで勝利に導いた立浪監督は「流れを変えてみようと思った。(板山は)どこかでチャンスを与えたいと思ってたので、起用に応える働きをしてくれた。よく逆転したし、みんなでつないで、いい形で試合を運べた」と手応えを口にした。
報知新聞社