松井裕樹、吉田正尚との日本人対決制して11試合連続無失点 パドレスは二桁得点の大勝で今季最長5連勝
● レッドソックス 1-11 パドレス ○ <現地時間6月29日 フェンウェイ・パーク> サンディエゴ・パドレスが大勝を収め、今季最長の5連勝。連投の松井裕樹投手(28)は1回無失点。マニー・マチャド内野手(31)が2本塁打、5打点を記録した。 パドレスは2回表、金河成の適時打で先制点を挙げると、3回表にマチャドの9号2ラン、4回表にはジャクソン・メリルの12号ソロでリードを拡大。5回表にはマチャドが2打席連発となる10号3ランを放つなど5点を加え、早くも二桁得点に到達した。 9点リードの7回裏、2番手として松井が登板。この回先頭の吉田正尚に対し、カウント2-2から内角高めのフォーシームで詰まらせ一ゴロ。日本人対決を制すと、続く6番ウォンを空振り三振。7番バルデスには二塁打を許すも、8番スミスを三球三振に仕留め、無失点でマウンドを降りた。 パドレスは8回表にも追加点を挙げ、最終的に16安打、11得点と打線爆発。3カード連続の勝ち越しを決め、今季最多の貯金5としている。 この試合の松井は1回18球を投げて1安打、2奪三振、無失点という投球。チームトップ39試合目の登板を終え、防御率3.50としている。 なお、レッドソックスの吉田は「5番・指名打者」として先発出場し、3打数無安打。8回表、レッドソックスの野手登板に伴ってDHが解除され途中交代。今季成績は打率.238、OPS.647となっている。
BASEBALL KING