センバツ2023 選手紹介/6 報徳 竹内颯平/社 藤井竜之介 /兵庫
◆報徳 ◇共に練習 父へ恩返し 竹内颯平(2年) 副主将として、声と気迫あるプレーで選手たちを引っ張る。新チームの発足直後は遊撃手の3番手だったが、2人がけがで戦線を離脱。秋季県大会は、無失策の堅守でチームを支えた。 続く近畿大会では、準々決勝の履正社戦の二回、同点に追いつかれ、なおも2死一、二塁のピンチ。三遊間の打球を飛び込んでキャッチし、追加点を許さなかった。七回にも、先頭打者をジャンピングスローでアウトにするなど、近畿大会の躍進に守備で貢献した。 姫路市の自宅から約2時間かけて通学。帰宅後も父親に協力してもらい、守備の自主練習に励んできた。「聖地で最大限のプレーを見せ、父に恩返ししたい」と意気込む。 …………………………………………………… (1)178センチ・65キロ(2)右・右(3)遊撃手(4)姫路市立飾磨東(5)サウナ ……………………………………………………………………………………………………… ◆社 ◇プロ動画に守備学ぶ 藤井竜之介(2年) どんなに苦しい時でも笑顔を絶やさず、チームが落ち込んでいる時は積極的に選手たちに話しかける。中学時代の恩師に教わった「しんどい時こそ上り坂」が座右の銘だ。 試合前は必ず、尊敬する日本ハムの奈良間大己選手の守備動画を見て、体の動きをイメージしてから臨む。秋季県大会の小野戦では、安打になりそうな鋭い打球にも飛びついて捕球するなどイメージ通りにさばき、チームに貢献した。 守備練習に力を入れてきた一方、これまで打率は1割台だったことから、4割を目指している。重いバットを使って打撃練習に励み、スイングスピードの向上に取り組む。「センバツでは本塁打2本を打ちたい」 …………………………………………………… (1)179センチ・71キロ(2)右・右(3)遊撃手(4)西脇市立西脇(5)寝る ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕