【男性に聞いた】地元民しか読めないと思う「北海道の一級河川」ランキング! 第2位は「渚滑川」、1位は?
ねとらぼではアンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男性を対象に「地元民しか読めないと思う北海道の一級河川」というテーマでアンケートを実施しました。 【画像:ランキング11位~1位を見る】 多くの男性から「地元民しか読めない!」と票を集めたのは、北海道のどの一級河川だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
●第5位:留萌川(るもいがわ)
第5位は、得票率3.1%の「留萌川」(るもいがわ)でした。北海道の北西部にある留萌市を流れる一級河川です。天塩山地の南端を水源とし、交易の拠点「留萌港」に注いでいます。留萌川の名前は、大きく蛇行し、水の流れが緩やかだったため、潮が上流奥深くまで遡っていたという昔の姿をアイヌ語で表した「ルルモッペ」(潮が静かに入る川)に由来しているそうです。
●第4位:沙流川(さるがわ)
第4位は、得票率8.7%の「沙流川」(さるがわ)でした。沙流川は日高山脈の熊見山を水源とし、南西方向に流下する一級河川。流域にはアイヌの人々が先住していたことがわかっていて、アイヌ伝説「カムイ・ユーカラ」の中でも数々の伝説が語られているようです。
●第3位:鵡川(むかわ)
第3位は、得票率10.7%の「鵡川」(むかわ)でした。北海道占冠村の狩振岳に水源があり、むかわ町から太平洋へと注ぐ一級河川です。流域面積のうち、8割以上が森林に覆われていて、自然の美しい川として知られています。また、道内一の激流ともいわれており、ラフティングなどを楽しむことが可能です。河川名は、アイヌ語の「ムッカ・ペッ」(ふさがる川)や「ムカ」(水の湧く)に由来しているという説があります。
●第2位:渚滑川(しょこつがわ)
第2位は、得票率12.3%の「渚滑川」(しょこつがわ)でした。北海道のほぼ中央に位置する「天塩岳」を源とし、紋別市を経てオホーツク海に注ぐ、延長84キロの一級河川です。渚滑川の名は、アイヌ語で「滝つぼ」などを表す「ショー・コツ」をルーツとする説が有力とされています。 渚滑川が流れる滝上町の市街地付近は渓谷になっていて、清らかな流れや豊かな自然はもちろん、秋には美しい紅葉が見られることでも知られています。また、古くからニジマス・ヤマベ・イワナなどの渓流魚の集まる釣り場としても有名です。サケ・マスなどの稚魚のふ化・放流も行われていて、日本初のキャッチアンドリリース区間が設けられたことでも注目を集めました。