【阪神】才木浩人が今季チーム初完封「才木さまさまよ、はっきり言うて」岡田監督が最大級の賛辞
<DeNA0-1阪神>◇12日◇横浜 阪神が7点リード大逆転負けから一夜明け、ロースコアの接戦を制した。先発才木浩人投手(25)がチーム今季初の9回完封勝利を飾った。 【動画】最後の打者を捕邪飛に打ち取った才木は梅野とハイタッチ 打線は0-0の3回、「1番右翼」で起用された井上の中前打などで2死から一、二塁の好機を演出。2番中野が先発大貫の138キロ速球を捉え、右翼線にライナーで運んだ。 この日はこの2安打で奪った1点のみ。岡田彰布監督(66)は「結局、ヒット2本やんか、あの回だけやで。それでよう勝ったよ、ほんとに、才木さまさまよ、はっきり言うて。それしかないよ」と最後まで投げきった右腕をねぎらった。 ◇ ◇ ◇ 岡田監督の一問一答は以下の通り。 -才木は前日の相手の勢いを持ち込ませなかった なあ。6回くらいから、余計ようなってきたよな。ストレートもなあ。風で、高めがちょっと伸びてるというかな。それをいうとったから。6回くらいから、安心して。逆にな。 -無失点の間は、ずっといかせるつもりで そらもう。向こう、大貫もええピッチングしとったからな。 -この流れで最後まで投げ切ってくれたのは大きい そら大きいよ、おーん。まあ今日はもうゲラしかな、おーん。いっても8回いって、1回ゲラしかなかったからな。でも球数的にもちょうどな、だからバテてというか、それはないから、余計ようなっとったからな、6回くらいから。 -今年は安定したピッチングでローテの中心となっている まあ一番イニングも投げとるしな、防御率も悪くないしな、おーん。けっこうあれや、負けた後けっこう才木で勝ってるよ。負け試合の後、多いよな。 -1番の井上も得点に絡んだ いや、いろいろずっと考えてたんや、おーん。3番打つやつの打率が悪すぎるんよな、誰が打っても3番あかんねん、近本もあかんかったやろ。ちょっと分からんけどな、巡り合わせでな。 -井上は出たところでしっかり結果を そうや、結局、ヒット2本やんか、あの回だけやで。それでよう勝ったよ、ほんとに、才木さまさまよ、はっきり言うて。それしかないよ。 -3番ありきでまず3番を埋めた感じか いやいや近本な、昨日打点も多かったしな。1回な、そういうの、これは前から言うとったんや、2番中野で3番近本っていうな。1番にちょっとな、なんか1発ありそうなのを、例えば森下とかそういう感覚でな。1回いこうかっていうな。そんな、去年と同じ形じゃできへんで言うて。それはずっと話はしとったんや、ミーティングの時に。あとはええよ、才木に聞き。俺はええよ。