（写真：愛媛朝日テレビ）

ＪＲ松山駅で３日、２代目の駅舎に別れを告げるイベントがありました。 ９月に、７１年の歴史に幕を閉じた２代目の駅舎。 「さよならイベント」では、特別にホームなどが一般公開されます。 この日を逃すまいと駆け付けた鉄道ファンらは、およそ２５００人。 「ちょっと寂しいですね。 最後に見ておきたいなっていうのがあったので」などと、 長年親しまれてきた駅舎との別れを惜しんでいました。 しかし！悲しんでばかりはいられません。 この日は、特急の座席や運賃表など、実際に松山駅にゆかりのある部品などが特別に販売されるんです！ 列車の座席をゲットした人は「家に飾って見てるんじゃないですかね」と、どこか満足げ。みなさん、悲しみや寂しさは置いといて、お目当てのものを買い求めていました！ 岡山からわざわざやってきたという男性は、ホームでおなじみの、駅名が書かれた看板をご購入。 「もう２０年前くらいから、こういう部品を集めてるんです」というマニアぶりですが、 手に入れた看板、どうやって持って帰ったんでしょうね？？ この日は他にも、線路の下に敷いていた石を拾う「バラスト拾い」などがあり、人気を集めていました。 ちなみにこの日の主役、２代目の駅舎は今年中に解体作業が始まり、２０２５年度中には取り壊されてしまうそうです…