【山形】長井市2人死亡事故現場 今年3月以降5件の事故
YTS山形テレビ
きのう(10月28日)長井市の国道で親子3人が乗った軽乗用車と大型トラックが衝突する事故があり、軽乗用車の2人が死亡しました。 現場は今年3月以降、今回の事故を含め5件の事故が起きている交差点です。 きのう午後5時前、長井市今泉の国道113号の交差点で、親子3人が乗る軽乗用車と大型トラックが出会い頭に衝突する事故がありました。 この事故で軽乗用車の助手席に乗っていた熊本市の西山春美さん(56)と、その母親で後部座席に乗っていた小国町岩井沢の長谷部きみ子さん(82)が意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。 西山さんの妹で軽乗用車を運転していた新潟市の石塚直美さん(54)は会話ができる状態だということです。 大型トラックの運転手にけがはありませんでした。 【井上維文リポート】「今回の事故現場となったこちらの信号機がない交差点では、今月5日にも出会い頭での事故が起きていました。対策として道路左側の一時停止の標識は通常のものよりも大きく、また道路の右側にも仮設で標識が設置されています」 現場は国道113号と今年3月に開通した自動車専用道路「梨郷道路」が交わる交差点です。 「梨郷道路」の開通に伴ってできたこの交差点では、今回の事故も含めいずれも出合い頭による5件の事故が起きていて、これまでに一時停止を強く呼びかける対策をとってきました。 今回の事故について警察は、軽乗用車が一時停止をせずに交差点に進入したのが事故の原因とみて調べており、また今後さらなる事故防止策を検討する方針です。