【住之江ボート・住之江王冠競走】男子は岡村慶太、女子は三浦永理がそろって王道V
住之江ボートの「男女W日本財団会長旗争奪 第38回住之江王冠競走」は21日、男女それぞれの優勝戦が行われた。第11R・男子優勝戦はオールスローの枠なり進入となったが、予選トップ通過から王道を進んだ岡村慶太(36)=福岡=が逃げ快勝。昨年8月の多摩川以来通算31回目、住之江では2017年4月のこの大会以来となる3回目のVを飾った。第12R・女子優勝戦は同じく予選トップ通過の三浦永理(41)=静岡=がインから力強く押し切り、3月のまるがめオールレディースに続く今年2回目のV。住之江では13年11月のモーターボートレディスカップ(GⅢ)以来2回目、通算では41回目(うちGⅠは1回)の優勝となった。 ◆男子優勝の岡村慶太「全艇がスローだったので大丈夫と思いました。優勝戦が一番いい状態で、行き足から全部の足に余裕がありました。住之江は走りにくいですけど、相性がいいんですかね。今年初優勝はうれしいです。これからも優勝戦には乗っていきたいし、この優勝がいい方向にいってくれればいいですね」 ◆女子優勝の三浦永理「想定外の進入(2枠から遅れた岸恵子が回り込んで3コース)になったけど、落ち着いて回れてよかったです。足はめっちゃいいし岸さんともそんなに変わらなかったけど、ペラがなかなか合わなかった。難しいですね。今後は浜名湖のスピードクイーンメモリアル(来年2月に初開催のPGⅠ)に出たいので、上がりタイムは意識していきます」