サッカーのイタリア・セリエＡは２２日、各地で試合を行い、ＡＣミランはインテルとのミラノダービーを２─１で制した。マッテオ・ガッビア（４６番）が決勝点を決めた（２０２４年　ロイター）

［ミラノ　２２日　ロイター］ - サッカーのイタリア・セリエＡは２２日、各地で試合を行い、ＡＣミランはインテルとのミラノダービーを２─１で制した。 ミランは前半１０分、クリスティアン・プリシッチが１人でゴール前まで持ち込んで先制点をマーク。インテルも同２７分、主将ラウタロ・マルティネスのパスからフェデリコ・ディマルコがネットを揺らし、譲らなかった。 試合は両チームのＧＫが何度かファインセーブを見せたこともあり、そのまま引き分け濃厚の展開となったが、ミランは後半４４分にＦＫからマッテオ・ガッビアが決勝のヘディングシュートを決めた。 公式戦５試合で１勝と苦しんでいたミランはダービーで６連敗中だったが、ライバルから２０２２年以来となる白星。リーグ戦５試合で勝ち点８とし、インテルと勝ち点で肩を並べた。 殊勲のガッビアはＤＡＺＮで「自分たちにとっても、ファンにとっても喜ばしいことだ。物事がうまくいかず、かなり難しい時期だったが、この試合で勢いがつくと思っている。人生やキャリアには良くない時もあるし、終了のホイッスルが鳴ったときに後悔しないようにしなければならない。今日はそれができた」と振り返った。 そのほか、ローマはウディネーゼに３─０で完勝し、フィオレンティナはラツィオに２─１で競り勝った。ボローニャはモンツァを２─１で下した。