由規、現役引退を表明、ヤクルトなどで活躍「現役のほとんどが怪我…リハビリに耐えて掴み取った一軍のマウンドは最高のご褒美でした」
ヤクルトなどで速球派として活躍し、今季は独立リーグ、BCリーグの埼玉に所属していた由規投手兼任コーチ(34)=本名佐藤由規=が8日、自身のX(旧ツイッター)で現役引退を決断したことを明かした。 「今季で現役を引退する決断をしました」と表明し、「現役のほとんどが怪我ばかりで苦しい時間を多く過ごしましたが、リハビリに耐え掴み取った一軍でのマウンドは僕にとって何より嬉しく最高のご褒美でした」とつづり、17年間の現役生活を振り返った。 「無我夢中で駆け抜けた17年間でしたが、ファンの方々の応援がなければここまで頑張る事はできませんした。ファンの皆様の歓声と声援は一生忘れません。どんな時でも背中を押していただきありがとうございました」と感謝の思いを文字に込めた。 仙台育英高から高校生ドラフト1巡目で2008年にヤクルトに入団。19年からは楽天でプレし、NPBでは通算91試合で32勝36敗、防御率3・66。BCリーグ埼玉のほか、昨年は台湾プロ野球の楽天にも所属した。
中日スポーツ