18歳・小田凱人 ストレート勝ちで初戦突破、パラ初白星でメダル獲得へ好発進<車いすテニス>
パリパラリンピック
パリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の車いすテニスは1日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの小田凱人が世界ランク27位のB・バートラム(イギリス)を6-2, 7-6 (7-4)のストレートで下し初戦突破を果たすとともに、パラリンピックで初白星を挙げた。 【小田凱人vsバートラム 1ポイント速報・結果】 世界ランク2位で18歳の小田はパラリンピック初出場。18歳にしてすでに四大大会で4勝を挙げており、昨年には史上最年少での世界ランク1位を記録した。 パリパラリンピックと同会場で行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では昨年と今年で2連覇を達成しており、今大会の金メダルの有力候補とされている。 同種目はシード勢が1回戦免除のため2回戦が初戦となった小田は第1セット、第5ゲームでブレークポイントを握ると最後はフォアハンドを打ち込み先にブレークに成功する。さらに小田は第7ゲームでもリターンから前に詰めボレーを決めブレークを奪い先行する。 続く第2セット、序盤で両者1度ずつブレークを奪い合うと、その後は互いにキープを続けタイブレークに突入。このタイブレークを小田はものにして、大会初白星を飾り3回戦に駒を進めた。 勝利した小田は3回戦で世界ランク19位のD・ロドリゲス(ブラジル)と対戦する。ロドリゲスは2回戦で第13シードのC・ラッツラフ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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