ガッカリ…。日本代表、アジア杯グループリーグ期待外れの選手(3)相手を怖がりすぎ? ずるずるラインを下げたベテラン
サッカー日本代表は、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組で2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。今回の代表は史上最強という声もあるが、やはりアジアカップは簡単な大会ではなく、予想以上に苦戦を強いられている。今回はグループリーグで本来のプレーを見せられなかった日本代表の選手を紹介する。
DF:谷口彰悟 生年月日:1991年7月15日 ベトナム代表戦:フル出場 イラク代表戦:46分 OUT インドネシア代表戦:出場なし 谷口彰悟は、初戦のベトナム代表戦にフル出場し、丁寧な球出しとタイミングの良い守備で好印象を残した。ただ、第2戦のイラク代表戦ではロングボールを多用してくる相手に四苦八苦している。 イラク代表は前線にハイボールを放り込んできた。前線でセカンドボールを拾って押し込んでくる戦い方に日本代表は手を焼いたが、これを恐れるあまり谷口はラインを下げてしまい、中盤との距離が開くなど、チーム全体が間延びしてしまった。もちろん、全体が最終ラインに連動して動けなかったこともイラク代表にセカンドボールを多く拾われた要因だが、谷口にもできることはあったはずだ。 守備でリズムがつかめなかったこともあってか、初戦で見せていたような後方からの丁寧なつなぎも鳴りを潜め、谷口は前半のみで交代を命じられている。 後半から冨安健洋がセンターバックに入ると、日本代表のラインが明らかに高くなった。谷口にとって、課題がはっきりした試合だったかもしれない。
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